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サダメのママ [bromeliads]

の姿コソ美しい・・・・・と、そう思うのです。





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Cryptanthus lacerdae menescal

シダレるクリプ、メネスカル。
昨年の今ゴロ、コッソリ我が家へ招き入れ、ヒソカに育テテいたのです。
根っこなんてカケラもナイ、ソレはソレは小さな子株だったので、冬の間はモー・・・・・ヒヤヒヤし通し。
春まで発根した様子もなかったのですが、春になるとぐんぐん動き出し、たったひと夏での開花。
クリプって強いんだよなぁ・・・・・でも、突然芯がイッてしまう時があるので気が抜けないトコロ。
ボルドーに銀模様の葉、そして白い花。
クリプの硬い葉と銀色がミョーにマッチして、タイヘン端正なヒトであります。





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小さな白花は、見れば見るホドに可憐。
蕊まで真白い、清楚な花。
派手なヒトの多い夏場のベランダにいると、なおさらに可愛らしく見えます・・・・・・が。
マニアックな飼い主が期待していたのは、今が盛りのこの花ではなくて・・・・・このあとにタレてくるであろう、子株
ランナーを出して、子株が親株にぶら下がる姿こそ、このヒトの真骨頂。
銀色の親の周りにぶら下がる銀色の仔・・・・・その姿が見たくて招いたもドーゼン。
きっと銀色のモビールみたいで、さぞかし綺麗だろう、と、今からワクワクしているのです。




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銀色の葉のスキマを覗いてみても、今はまだ見えてこない、その子株。
もう少したつと、そろそろタレてくるハズなのです。
もっとも。
まだ、その姿を見るコトが出来ると決まったワケではありません。
飼い主の未熟さに、タレる前にクサってしまうカモしれず・・・・・
中には、愛らしかったオノレの花期を忘れられずに、タレるのを嫌がって、ナニかと誤魔化そうとするヒトもいるカモしれナイ・・・・・
ですが、ヒトは花の時期を終わるとタレてくるのがサダメ。
そのサダメのママの姿こそ、じょせ・・・・・メネスカルの一番美しい時期だと。
飼い主は、ツネヅネそう思っているのです。





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タシカニね~。
こんな可愛い花を咲かせたんだモノ。
イツまでも咲かせていたいに決まってるよね・・・・・
でもね、と。
花はいずれ終わるサダメ。
その後に、ヤヤもタレてきたカンジ・・・・・・仔を育んでるカンジこそが、とても素敵なんじゃナイか、と。
マニアックな飼い主は、そう、声を大にして訴えたいのです。





タレてるぐらいのカンジが好きとか、そういうカンジのコトではなく。
ヒトはいずれは枯れてしまうのがサダメ。
ならば、ムリに花期を長くしようナドと、自然の摂理に抗うコトもせず。
その時、その時の、ありのママの姿を愛していきたい・・・・・・と。
ママぐらいのカンジのヒトが好きと。
そういう話なのです。
メネスカルの話なのです。
飼い主は、ソンナンを訴えたいダケなのです・・・・・マジで、イヤイヤ、マジで。
ですがナンにせよ。
マニアックだとか、自分で言っちゃった時点で全て台無しだったと。
今になって気付いたのでした。













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