春を告げるブチブチ

冬の間は眠っテテ、春になると出てくるブチブチ。
艶々の綺麗な葉っぱに、黒いブチブチ。
春を告げるにはヤヤ情緒にかけるかもしれませんが、僕にはなくてはならない合図なのです。





Drimiopsis maculata

３年前、園芸ハジメタ最初っからの付き合い。
いつもの園芸店で出会い、おかしなブチ模様にヒトメボレ。
思えば当時のベランダは、このヒトとオブツーサ、あとホヤとドラセナしかいなかったのです。
当初は育て方などわからずヤキモキしましたが、ソーコーしているうちに、ナニやっても枯れないヒトなんだと気づきました。






冬が明けると、毎年カナラズ出てくる、この艶々した葉っぱ。
毎年毎年カナラズ出てきては、僕に、春が来たぞ、と合図をくれるのです。
出たてのコロが一番ブチブチがハッキリしテテとても素敵。
僕はこの合図を、毎年ホントに楽しみにしてるのです。






最初は小さかった球根も、３度目の春を迎えてホントに大きくなりました。
子株もヤマモリになってきているので、この春は植え替えてあげようと思います。
モチロン分けたりなんぞセズ、目指すはブチブチでムネヤケするホドの大群生です。




桜をハジメとして、世に春を告げるヒトは他にたくさんいると思われますが、我が家ではこのヒトの役割なのです。
春らしさとは縁のない、黒いブチ模様の合図を見ると僕は、よっしゃ了解！、と返事をするのです。
それは、ハジマリからズット続いている、我が家の春の挨拶なのです。